『ロト1等でも出勤します』第9話では、ホンソン営業5チームの新人イ・ジヘが、厳しい要求を突きつけるイタリアの幹部マルティナの東大門市場テストに体当たりで挑みます。一方、チーム長のコン・ウンテはライバル会社CGMの内通者を突き止めて情報漏洩を阻止。対等な仕事の尊厳を示したジヘが見事に大型契約を勝ち取ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エピソード | 第9話(副題:過去の解釈) |
| 放送局・プラットフォーム | tvN / TVING |
| 主なビジネス動向 | ホンソン営業5チームによるマントヴァ社との提携交渉と対CGM防衛 |
来韓したマルティナと営業5チームへの抜き打ち試験
ここから先は第9話の詳しい筋書きに触れていきますので、未視聴の方はご注意くださいね。ドラマ『ロト1等でも出勤します』(原題:로또 1등도 출근합니다)のホンソン営業5チームは、競合CGMの猛烈な攻勢を受けて厳しい立場に立たされていました。この劣勢を跳ね返すため、コン・ウンテチーム長はアジア進出を狙う世界的なファッションブランド、マントヴァの誘致に全力を注ぎます。

仁川空港に降り立ったマントヴァのMD総括マルティナは、流暢な韓国語と鋭い指摘で出迎えたウンテをさっそく圧倒します。儀礼的な歓迎など一切受けつけず、ホンソンの販売戦略や、なぜリスクを冒してCGMとの縄張り争いに巻き込まれなければならないのかと詰め寄ってきました。

一歩も引かないウンテの姿勢を見たマルティナは、役員クラスとの同席を拒み、滞在中の案内役にチーム最年少の実務担当者を指名するという思わぬ課題を突きつけます。こうして急きょ白羽の矢が立ったのが、新人のイ・ジヘでした。
出勤時や商談の洗練された装いが気になった方は、『ロト1等でも出勤します』第9話の衣装解説でジャケットや小物のポイントをまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
過酷な東大門市場巡りとウンテが伝えた仕事の心得
マルティナが指定した案内先は、一般的な企業視察ではなく活気と熱気に溢れる東大門の総合市場でした。細い路地を歩き回りながら、服の縫製や混紡比率、生地の組成についてジヘに矢継ぎ早の質問を浴びせます。

単なる宣伝文句ではなく、製品の構造を根底から理解していなければ服を売る資格はないと厳しく迫るマルティナ。その厳しい追及は夕食の席でも続き、ワインの選び方から立ち振る舞いに至るまで細かくチェックされます。

息をつく暇もないプレッシャーに耐えかねたジヘは、店を出て涙ながらにウンテへ電話をかけ、厳しすぎる対応に胸の内を吐き出しました。そんなジヘに対し、ウンテは気休めの言葉をかけるのではなく、相手に主導権を完全に握られた状態では本当の仕事は成り立たないという指針を伝えます。立場が苦しい取引であっても、自尊心と明確な境界線を持って接することこそが確かな信頼関係を築く道だと背中を押しました。
社内スパイを阻止したウンテとCGMの妨害工作の破綻
同じ頃、CGMコリアのチョン・ソンヒョクも激しい揺さぶりを仕掛けていました。百貨店の手数料率を引き下げ、高級ブランド基準の15%という過酷な条件を突きつけることで流通網を圧迫し、キム・スンウク専務に大きな痛手を負わせます。

ソンヒョクは営業5チームの動きを封じるため、ホンソン内部に送り込んでいた内通者のジュヒを利用し、マントヴァに関する機密情報を密かに吸い上げようと画策していました。

しかし、ウンテは社内チャットの不審な兆候を見逃しませんでした。機密データを外部へ送信しようとしていたジュヒの現場を押さえ、監査の実施を盾にして端末を確保。CGMによる卑劣な妨害工作を水際で食い止めることに成功します。
ジヘが見せた覚悟と掴み取ったマントヴァの契約書
最大の山場はマルティナの宿泊先ホテルの前で訪れました。ジヘが提出した報告資料の不備を理由に受け取りを拒否し、翌朝には別の担当者を寄越すよう冷たく言い放つマルティナ。涙を呑み込んだジヘは、背を向けずにしっかりと向き直ります。

ウンテの教えを胸に、ジヘはアジア市場の流通データを堂々と提示しました。ホンソンがマントヴァを必要としているのと同様に、現場の実態を熟知した機敏なパートナーがマントヴァ側にも欠かせないこと、そして協業には互いを尊重する姿勢が必要不可欠であることを真っ直ぐに伝えます。その毅然とした態度が、マルティナの心を動かしました。直後、マルティナはウンテに連絡を入れ、正式な契約書の準備を要請。困難な場面でも冷静に事実を伝えられる現場の人間がいるかを確かめたかったのだと明かします。

日中は妥協のない要求を突きつけていたマルティナが、夜にはコンビニの片隅でカップラーメンを美味しそうにすする姿も描かれ、人間味あふれる一面が印象に残るエピソードとなりました。
大金よりも信念を選んだインモク専務の決断
契約を無事に締結し、科されていたペナルティも回収できたことで、パク・ヒョンスク部長は感慨深げに過去を振り返ります。現在の成果があってこそ過去の苦労が誇らしい記憶に変わるのであり、結果を出せなければただの悔恨として残ってしまうのだと語り合いました。

追い詰められたソンヒョクは最後の賭けとして、ホンソンのインモク専務と秘密裏に接触します。CGMへの移籍金として500,000ドルという破格の年俸条件を提示しますが、インモク専務はこれをあっさりと拒絶しました。

30年にわたりホンソンを支えてきたインモク専務は、金銭だけで人の歩んできた職業人生を推し量ることはできないと告げ、ソンヒョクの思惑を一蹴します。続く第10話のスーツや小物のコーディネートは『ロト1等でも出勤します』第10話の衣装解説で紹介しています。仲間とのチームワークを描いた名作ドラマの結末が気になる方は、『賢い医師生活 シーズン2』第12話最終回あらすじ解説もチェックしてみてくださいね。
よくある質問
なぜマルティナはチーム長ではなく新人のイ・ジヘを指名したのですか?
上層部による綺麗に整えられたプレゼンテーションではなく、現場の実務担当者が製品に関する確かな知識と困難に立ち向かう胆力を持っているかを直接確かめるためでした。
コン・ウンテは社内の情報漏洩者をどのように見つけ出しましたか?
社内メッセンジャーの通信パターンと不審な動向を監視し、機密情報を持ち出そうとしていたジュヒを直接追及して端末を確保しました。
チョン・ソンヒョクがインモク専務に提示した引き抜き条件はどのようなものでしたか?
年俸500,000ドルの好待遇を提示しましたが、30年かけて築き上げた会社と仕事の誇りを守るため、インモク専務はその場で断りました。