『雀骨』第24話では、隠退直後の太傅サ・フェギュが白昼の街道で暗殺され、現場に居合わせた靖安王ソ・ギュンに濡れ衣が着せられます。イ・ムはこの好機を逃さず兵権奪取に向けた粛清を進めますが、サ・ガオとソ・ムウィは大理寺の獄舎で救出を試み、刃を突きつけ合う緊迫の対峙へと突入します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『雀骨』 |
| 該当話数 | 第24話(全28話) |
| 主な事件 | サ・フェギュ暗殺と大理寺牢獄での刃の対峙 |
| 中心人物 | ソ・ムウィ、サ・ガオ、イ・ム、ソ・ギュン |
静かな誓いと水面下で動く執念
※第24話のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意くださいね。
朝廷を覆う不穏な空気からひと時離れて、ソ・ムウィとサ・ガオが静かに絆を確かめ合う場面から始まります。他派閥からの激しい重圧に直面しながらも、ソ・ムウィは象徴的な墨家の機構板を割り、サ・ガオを守るための簪に打ち直すと約束します。権力闘争から距離を置き、愛する人を何としても守り抜くという意志が伝わってくる瞬間でした。

ふたりが交わす小道具や装飾の細やかな見どころは、『雀骨』第24話の衣装解説でも取り上げています。
一方で杞王イ・ムは、まったく異なる思惑で水面下を動いていました。かつての恩義を頼りに御医と密約を交わす姿からは、病気や第三者の妨害でソ・ムウィが倒れるのを良しとせず、自らの武勇と知略で屈服させたいという執念深さが滲み出ています。相手を堂々と打ち破りたいというプライドの強さが、かえって冷徹な凄みを感じさせます。
白昼の凶行とサ・フェギュ太傅の最期
都の政争に身を引くべく、謝太傅サ・フェギュは隠退を決意します。長年集めた貴重な書物を国子監へ寄贈し、後進へと未来を託す姿は堂々たる引き際でした。

過去の確執を解くため、靖安王ソ・ギュンはオンヒ皇后への謝罪文を携えてサ・フェギュの邸宅を訪れます。しかしその直後、白昼の目抜き通りで予期せぬ凶変が起きてしまいます。

路上で無残にも息絶えたサ・フェギュの傍らで、血に染まったソ・ギュンが禁軍に取り押さえられます。弁明の言葉すら奪われた状態で王族が現行犯として捕らえられた事件は、都全域に激震を走らせました。
北晋の罠を見破るサ・ガオの慧眼
育ての親を理不尽に奪われたサ・ガオは、激しい衝撃と悲しみに耐えながら、冷静に現場に残された物証の調査へと乗り出します。

サ・フェギュの懐から見つかった木板を検分したサ・ガオは、それがかつて国境戦の折に北晋軍へ強奪された皇室の品であることに気づきます。逃げ道のない大通りで靖安王が犯行に及ぶ不自然さや、拘束時の不気味な沈黙の理由として、北晋による変装や薬物を用いた工作の可能性を鋭く指摘しました。
しかしイ・ムは、その明白な違和感を冷たく退けます。北方遠征を控えるいま、真犯人の特定よりも靖安王府から北方の兵権を奪い取ることこそが彼の狙いでした。宮殿へと向かう馬車の中で、冷酷な計算を露わにするイ・ムをサ・ガオは真っ直ぐに見据えて立ち向かいます。
大理寺の罠と喉元に迫る白刃
宮中の監視の目をかいくぐったサ・ガオは、潜伏する配下を通じて城外へ密書を届けます。朝廷では忠臣たちが、北晋の黒旗軍が迫る中で靖安王を処刑すれば軍の士気が崩壊すると身を挺して諫めますが、イ・ムは容赦ない廷杖を命じ、権勢を示すために処刑を強行しようとします。
一族の危機を知ったソ・ムウィは駐屯地の規則を破り、夜を徹して建城へと急行します。サ・ガオの手引きで大理寺の牢獄から一族を救出する計画が進められますが、イ・ムは先手を打って獄舎に伏兵を潜ませていました。

罠が作動したその刹那、闇を裂いて突入したソ・ムウィがイ・ムの喉元へ鋭い刃を突きつけます。息をのむような睨み合いで幕を閉じたこの対峙は、続く法廷での審理を描いた『雀骨』第25話あらすじと結末解説や、緊迫の攻防が続く『雀骨』第26話あらすじと結末解説へと激しく繋がっていきます。
よくある質問
謝太傅サ・フェギュはなぜ隠退を決意したのですか?
朝廷の激しい政争から身を引き、若い世代に将来を委ねるためです。自身の貴重な蔵書を国子監へ寄贈し、静かに都を去ろうとしていました。
サ・フェギュ暗殺事件の背後には誰が関わっていましたか?
北晋の工作員が仕組んだものです。過去の国境襲撃で奪ったオンヒ皇后ゆかりの木板を現場に残し、白昼の往来で襲撃することで靖安王府を陥れ、朝廷を混乱に陥れようとしました。
イ・ムはなぜ靖安王府の処刑を強行しようとしたのですか?
北方遠征を目前に控え、靖安王府が握る北方の軍権を接収するためです。事件の不自然な矛盾を把握しながらも、政敵を一掃する好機として意図的に利用しました。
ソ・ムウィはどのようにして建城へ急行したのですか?
宮中の監視を逃れたサ・ガオが城外へ緊急の知らせを放ち、それを知ったソ・ムウィが軍規を破って夜を徹し精鋭とともに建城へ駆けつけました。