『百花殺』(原題:백화살)第36話では、危篤の皇帝が過去の真実を告白し、皇太子のソ・ファオンが皇太后の実の孫であることが判明します。皇太孫のソ・グンソが即位して新たな元号「雍和」が始まり、シム・ソックァが皇太后に冊封されます。西域の猛毒を克服して都へ生還したソ・ファオンは妻子と再会を果たし、平穏な灯籠の街で固い絆を確かめ合いました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『百花殺』 |
| 放送回 | 第36話(最終回) |
| 全話数 | 全36話 |
| 新元号 | 雍和 |
| 新皇帝 | ソ・グンソ(皇太孫) |
| 尊封 | シム・ソックァ(皇太后に冊封) |
臨終の告白と暴かれた出生の真相
最終回は、長年にわたり皇宮を覆っていた権謀術数の真相が皇帝の病床で明かされる場面から始まります。息も絶え絶えとなった皇帝は皇太后を前にして、かつて皇位継承を盤石にするためチアン親王の遺児を奪い取った事実を告白しました。その赤子こそが、皇太子として育てられたソ・ファオンでした。

この告白は皇太后に強烈な打撃を与えます。これまで敵対視し、幾度となく死地へと追いやろうとしていた皇太子が、皮肉にも自らの血を分けた実の孫だったからです。残酷な現実に崩れ落ち、寝台の傍らで慟哭する皇太后を、皇太子妃のシム・ソックァは静かに見つめていました。

血筋の秘密が白日の下に晒されたことで、宮廷内に燻っていた最後の怨恨が完全に解かれました。長きにわたる権力抗争は曖昧な忠誠の葛藤を残すことなく決着を迎えます。
雍和改元とそれぞれの新たな道
後継問題が定まった宮殿の大広場には文武百官が集結し、皇太孫である幼きソ・グンソの即位が大々的に宣布されました。母であるシム・ソックァは厳粛な朝礼の中で皇太后の尊号を授けられます。

発布された詔書によって新元号は「雍和」と定められ、天下の調和と大赦が告げられました。即位の儀で着用された格式ある礼服の造形は、当サイトの『百花殺』第36話(最終回)の衣装分析でも詳述しています。
朝廷を支えてきた仲間たちもそれぞれの志を胸に新たな道を選びます。ソ・チャンウィ将軍は亡き兄の志を継いで辺境の防衛にあたる許可を願い出て、シム・ソックァはその意を汲んで快諾しました。

さらにシム・ソックァは教旨を下してチェ・ゴンベクとプ・スクヨの婚姻を認めます。プ・スクヨを軍師として正式な武職に登用することで、彼女の類まれな武芸と知略が後宮の掟に縛られることなく生かされる道を開きました。

ソ・ファオンの生還と灯籠祭りの誓い
雍和4年、成長したソ・グンソはチェ・ゴンベクとチョ・ジョンホを師として本格的な帝王教育を受け始めます。朝廷は平穏を取り戻したものの、シム・ソックァは都を遠く離れて療養を続ける夫の帰りを一人静かに待ち続けていました。

西域の猛毒を古い秘方によって克服したソ・ファオンが無事に帰還を果たし、長きにわたる別離に終止符が打たれます。夫婦は涙の再会を喜び合いますが、肖像画の中でしか父を知らなかったソ・グンソは突然現れた父親に当初戸惑いを見せました。

夜の中庭でブランコに並んで腰掛けたソ・ファオンは、父親の存在は母の愛情を奪うものではなく、より大きな庇護を与えるものだと優しく語りかけます。父の温もりを受け入れたソ・グンソは、質素な平民の衣に身を包んだ両親と共に賑やかな灯籠市へと出かけました。
露店の謎解きでシム・ソックァは「同心連枝」という正解を導き出します。ソ・ファオンは息子に向かい、ひとつの心から伸びる枝のように、両親が常に寄り添って見守り続けるという終生の誓いを伝えました。

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よくある質問
ソ・ファオンは最終回でどのように毒を克服したのですか?
ソ・ファオンは療養の旅路の中で、希少な西域の毒に対する解毒薬と古い処方箋を入手して完治を果たしました。長期にわたる病によって静養を要する期間はあったものの、毒気は体内から消え去り、シム・ソックァとソ・グンソの待つ宮殿へ無事に生還しました。
ソ・ファオンの実の父親は誰ですか?
ソ・ファオンの実父は先代皇帝ではなくチアン親王です。危篤に陥った皇帝が自らの皇位継承を確実にするために赤子だったソ・ファオンをすり替えた事実を告白したことで、皇太后の実の孫であったことが明らかになりました。
新元号「雍和」にはどのような意味が込められていますか?
元号「雍和」は調和と均衡を象徴する言葉から取られており、天下の安定、国境の平穏、そして宮廷内の長きにわたる権力闘争の終焉を願う意味が込められています。
『百花殺』の結末はハッピーエンドですか?
確固たるハッピーエンドで幕を閉じます。対立勢力による陰謀は収束し、幼きソ・グンソのもとで朝廷の秩序が回復したほか、ソ・ファオンとシム・ソックァ、そして息子の親子3人が平和な日々を共に歩む結末を迎えます。